◎歯が変色する主な理由
◆汚れ・色素沈着
取り残されたプラーク(歯垢)に色がつき、次第に広がってしまった汚れや、コーヒー、紅茶、赤ワインなどの色素やタバコのヤニなどの汚れは、歯ミガキだけでは取れず、次第に歯に沈着してしまいます。
◆病気や外傷
むし歯が悪化し神経まで進んでしまった場合や、神経を取り除いて薬を詰めたりした場合、歯の表面や歯髄から着色因子が内部まで入り込んだことが原因となり、その部分が黒く変色することがあります。歯を強く打って神経に傷がついた場合にも黒ずむことがあります。
◆薬剤
小児期に風邪薬のシロップなどに含まれていたテトラサイクリンという抗生物質を服用した場合に、歯の色が変色する場合があります。※テトラサイクリン系抗生物質の生産は、1965年~1970年頃をピークとするため、その時期に胎児や小児だった年代層によく見られるのが特徴です。
◆遺伝的疾患
先天性ポルフィリン症や胎児赤芽球症、タンパク質やカルシウムの代謝異常、ビタミン欠乏症などによっても歯の色が変色する場合があります。また病気ではありませんが、肌の色や髪の色が親子で似るのと同じように、黄ばみの強い歯を受け継ぐ場合もあります。 |